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虚構オメガ「止まぬ雨」感想

 

オメガの本公演はたぶん初めてかな

照明トラブルの回でした。

 

いや、待つのは全然いいんだけど、向こう側の立場に立つとドキドキした。

申し訳なさそうにしすぎても、逆に軽すぎてもよくないから対応難しいよな。。

 

最初の照明トラブルと前説?含めて演出だったらおもしろいなーとか考えて時間つぶした。

 

さて、芝居の内容。

設定はSFで 未来の話。コロニーというのが宇宙上に建設されて、そこで暮らしている人間の話。

てっきり月に住んでんだろうって勝手に思ってたけど、劇中でムーンサイド、アースサイドというのを聞いてああ間にあるんやって思い直した。月と同じ周期で地球を回ってる人工衛星みたいなものだろうか。

 

まあ形状についてはあまり言及されなかったから妄想するしかないけど、壁外労働者というものがあるらしいから

それなりにでかくて、進撃の巨人的な壁というよりかはドーム状のものが球面上に立っているみたいな世界かしら?

 

それこそ月面上ほうがイメージの方がしやすいわね。

 

広さとか、人口とか具体的に想像するヒントがもう少し欲しい。

 

ロボトミー手術は結局どうなんだろう。何故そこまでナンジョウ医師がロボトミーにこだわるのか。ちょっとよくわからない。あまり重要ではないのかもしれないけど、結局感情がなくなるのが成功なんだっけ?

 

 

ソノムラのキャラクターに困惑した。振り回されるタイプに見えるところもあるけど、問い詰めるシーンなのではやたらクールというか、問い詰めかたは古畑任三郎みたいな感じになる。クールタイプでありながら人情に訴える感じもあり、一貫してないように見えた。  裏表があるというのは主人公として問題ないのだけど、両方表だったからなと ナンジョウさんも他人にみせる表の顔とキドさんに見せる裏の顔があったけど、イライラとか隠す感じでもなかったね。

 

あと依頼主と立場逆転しすぎもどうかと思った。最初は、「話だけで聞いてくださいお願いします。」くらいだったのに、自分の求めてない答えを出されたら怒りをぶつけるってどうなん?と。いや、怒りの感情はわかるんだけども、そんなストレートにぶつけるタイプなんや~ていうか。もう頼める人いないからっていう感じでソノムラに頼んでいたの思っていたので、、、

いや通していえるんだけど、怒りというか感情事態をおかしく感じるわけではないけど、表現の仕方がやけにストレートだなっと思った。 

 

ソノムラの妹の 亡くなった弟に対する思いみたいなのがなかったので 弟と妹は親が違うんかなとか思ったけどそんな複雑にする理由もないか。

 

プロジェクターによる場面の切り替えはわかりやすかった。

人を残してシーンが変わるので切り替えのテンポもよくなる。というかシーンのつなぎが重なってるようなイメージ

後ろからあてて、影を使う手法もおもしろいね。もっとあるとよかったけど、

 

名前間違えてそう