ゆとり一揆 リングリングリング
旗揚げ公演らしい
客入れ時間前には到着。
客席後方左側にも演技スペースがある。
110分かかるという情報は把握していたので、一番後ろの中心を確保。
背もたれがあるからね。。
まずノートにやりたいことを書きだして、なるべく全部やることを目指したような作品。
走ったり叫んだり友達と喧嘩したり、若者の青春感は漂ってた。
ストーリ-の主軸が分かりづらく、観てて戸惑ってる時間が長かった。
舞台装置は凝っていて、上下の動きも多く、ステージ上全体は広く感じた。
照明も綺麗だった。門外漢すぎて言葉がでてこない。コスパは悪そう。
箇条書き感想。
・最初から空気が不穏。
・綺麗な服を着て素手で結構深くまで土を掘ったという事実。(スコップはあったのかも)
・完全に埋めてないのに、埋めたと思い込んでしまう残念な頭
・その場を去ろうとする主人公は「待って」と言われて素直に待ついい子。
(あれ、そもそも祝儀渡しに来たんだっけ?場所知ってたっけ?覚えていない。)
・スタートからしばらくどういう物語なのか提示されない作り。中盤まで目標がない。
・主人公と結婚する人にどういう過去があったのかが、主軸なのかとおもったら・過去に行って、まあ衣裳も限界あるだろうが、あまり。(いや、沢山出てるから大変だよね。)
・猫の鳴きまねをするという奇人をもう少し恐れてもよいのでは?なんか、管理人が来たやべえみたいな反応したので。
・親友 というのを押してくるが、その根拠を見せられてないので、薄っぺらくも見える。
・ダンスを戸惑いながらも踊るのがツボ。逃げる二人(もしくは主人公だけでも)は踊らなくてもよかったのでは・・?
・過去だと気づいてるのに、あんまり命の危機を感じていないように見えた。
(夢だと思ってるわけでもなさそう。)
・学生時代にあった事?自殺がどうのこうのが薄い。
・過去についてネットで検索するところは今思えばいろんなサイトを見ているという描写だったのだろうか。。なぜ棒を見ているのだろうと思ってしまった。
・過去なのに男女の立場が入れ替わっている。というパラレルワールド感に戸惑う。つまり、本当のタイムスリップなのか、妄想幻覚のたぐいなのか。
・魂だけ転移?みたいなんだが、現実世界からは体ごと消えている。元の魂?はどこにいったの?
・はりつけ状態から自分で抜けて、そのあと自分ではりつけに戻るのがツボ。
・なぜ忠実にそって叫んだのか?死ぬのに。
・家来の人?は帰る途中で病死したのでは?
・スマホがつながった?のはなぜ?
・エンディングダンスは斬新。
やりたいこと先行なのか、いろいろと根拠の提示が希薄になっていた印象。
戦国の友情と現世の友情をうまくつなげたかったのだろうか。両方とも薄まってしまったのは残念。 シーンシーンで切り取れば、面白くなってたやも。
いっぱいかけたけど泣く泣く削りました的な。1クール分のドラマを110分のハイライトでお届けしましたみたいな
なかむらみさきさんは面白かったんだけど、空気があまり笑える状態じゃなかったのでもったいない。
とはいえ、あの量の出演者を出して主要キャラに属性を足していくと複雑になってしまう気持ちはわかる。
根拠根拠うるさいけど、やっぱ言ってるだけじゃ嘘かもしれないんでね。
「おれたち親友だよな」っていえば親友になるわけじゃない。むしろ言わないでエピソードや態度でしめした方がいい。
子供だとか、神様だとか、完全に純粋であるという根拠があれば別なのかも
クレヨンしんちゃんのあっぱれ戦国大合戦をおもいだした。
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