· 

南山大学演劇部ハイセコ 「ソーダと無限浮遊」 感想

 

 

 

構造を特殊にするなら、エンタメを入れてほしいし、

感情移入を重きとしたドラマを構築するなら、しんぷるな構造にしてほしいなと。

シンプルな構造ってのは、まあわかりやすくするというか、展開自体に奇をてらわずに、普通のものにする。感じ。

エンタメは、まあ歌やダンスとか手品とか変な動きとか、笑いとかそういう。

 

主人公はだれか、目的は何か、障害は何か。をわかりやすいものが好みなんで。

 

 

 

構造が特殊で戸惑った割に特にエンタメ要素はなかったんでね。

シーンは丁寧すぎるくらいに細かく作られていたが、肝心の感情自体は言葉で説明していて、ちぐはぐな印象を受けた。

「好き」とか「嫌い」とかはその言葉を使わずに表現できた方が面白いというのが定説。だと思ってる。

言わないで欲しいわけではなくてシーンが丁寧で感情を重視したお芝居に見えたのでそう思った。

 

細かいシーンの連続に関しては、必要性に乏しいなと思うものもいくつか。そうなる理由をすべてシーンで再現しようとしてるためなのかなと、

 

マイムは、、、、難しいね。 

実力があれば、エンタメに昇華できるけど。あまり重要でないなら、複雑なものは避けた方がよいのでは。黒板消しとか。 本来簡単そうな電話の持ち方にも違和感があった。

 

 

 

総合的には、観客の想像力をもう少し信頼してもいいのでは?と思った。まあ加減も難しいけど。ね

 

大学生が大学生の心境を語るというのは嘘が入りづらいのでいいね。

 

 

 

 

 

 

 

 遠距離恋愛は、、、大変だよな。

告白を阻止されたと聞いても反応薄かったので、共依存ではあったのよね。

男が告白止められたこと何とも思ってないよって言ってたけど、結局告白しなかったのは自分の意志なんだから、もし恨みとか持ってたらドン引きじゃん。

勇気がでなくて東京の大学受けれなかったよ。けどお前は告白したらいいじゃん!ってなんだお前。

 

舞台監督さんは安定してたね。

推しソーダ選手権はお客がどう楽しむべきなのか。。

スタッフアフタートークは斬新。新入生に向けた公演でもあるのね。